20代社会人のAGA治療病院の徹底調査

10代から抜け毛、薄毛に悩む東京都内在住の管理人(20代社会人)が、様々なAGA治療病院やクリニックに足を運んで体験談や治療内容をレポート。

AGA病院の治療法の一つで育毛メソセラピーについて

薄毛に悩む人の多くは男性ホルモンによって起こる男性型脱毛症で、テストステロンという男性ホルモンが5αリダクターゼという物質によってジヒドロテストステロンというホルモンに変えられ、それが毛母細胞の働きを悪くして毛のサイクルを狂わせ、通常なら2年から6年ある成長期が半年から1年で終わらせてしまい、太くて丈夫な毛に成長するまでに細くて短い毛が抜け落ちてしまうということになります。5αリダクターゼは前頭部や頭頂部多く存在している為、男性型脱毛症は後頭部や側頭部の毛はあまり薄くならずに前頭部や頭頂部の毛が薄くなってしまうという特徴があります。

 


このようなメカニズムで男性型脱毛症は起こってくるので、その対処法や治療法としては、植毛やカツラという方法もありますが、5αリダクターゼという物質を抑制し、ジヒドロテストステロンに変えてしまわないようにすることや、頭皮の血流を得して栄養をいきわたらせ、毛母細胞が活発になるようにすることを目的とした方法がAGA病院の治療法として確立されています。

 

AGA病院の治療法は日本皮膚科学会の男性型脱毛症の診療ガイドラインに基づいて行われていて、そのガイドラインは育毛や発毛効果があることや副作用が少ないことなどを検証し、それらの臨床データをもとに「行うことを強く勧められる」という推奨度Aから「行わないよう勧められる」という推奨度Dまでランクづけられていて、推奨度Aにランク付けされている薄毛治療薬はミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬の二つとされているので、その二つの薬を用いて治療にあたっています。

 


ミノキシジル外用薬は直接頭皮に作用し、毛母細胞を目覚めさせ毛のサイクルをもとに戻す働きがあり、フィナステリド内服薬は5αリダクターゼを抑制する働きがあるのですが、長期的に続けることが大切になってきます。

 


その点、自毛植毛などはガイドラインでも「行うように勧められる」というBランクになっていて、一度植毛手術をすれば自分の毛なので副作用はなく、後は自然に増えてくるのを待つだけなので、一度に費用は掛かりますが長期的な治療は必要ありません。しかし植毛は費用もかかり、手術なので不安も生じてくるものです。

 


そこでAGA治療専門クリニックの銀クリでは「育毛メソセラピー」という方法もあるのです。それ推奨度がAで発毛に必要なミノキシジルやフィナステリド、またVGEFなどの成長因子やビタミンなどを直接頭皮に注射器で注入をし、その後内服薬を併用して用いることで発毛効果を高めていくいう方法で、また自毛植毛と併用して行われることもあります。

 


ミノキシジル外用薬を頭皮に塗布すると20%といわれている吸収率が注射器で注入することで100%になることや、フィナステリドを内服することで髪の毛以外の体毛も濃くなってくるという副作用があるのですが、直接頭皮に注入するので他の部位の体毛が濃くなるということもないことが育毛メソセラピーの大きなメリットとなります。そして何よりのメリットはミノキシジル外用薬とフィナステリド内服薬だけでは時間がかかるものが、育毛メソセラピーをすることによって早く改善の実感ができるという点です。


育毛メソセラピーの一回のコストはクリニックによって様々ですが、1万5千円から8万円くらいとなっていて、それを数回繰り返すので、コストのあまりかからないクリニックを選んで施術をしてもらうようにすることも大切です。


植毛はためらってしまうけれど、外用薬と内服薬で長期にわたっての治療は待てないというときには育毛メソセラピーも視野に入れるとよく、そのクリニックを探すときには複数件で無料カウンセリングを受けてみて、コストや雰囲気など自分にあったところを選んで施術してもらうとよいでしょう。